season tower east / mansion 2010
市街地における集合住宅の計画である。機能とコストに視点が置かれがちな集合住宅において、「近隣のコンテクスト(商業的環境)と個の共存」に主眼を置き、規格化されたシステムからの脱却を図る。金属スリット下部に貫入されたアプローチ空間と、その先に続くエントランスのアイストップが、光と素材感により居住者を導いている。白で統一された居住空間と、相反する外観ヴォリューム。各個室のバルコニーボリュームは、集合住宅としての外皮を貫通し、その存在の強調と仮想的な空間の拡大を促進している。密集地域における、都市と流動的な個人の新たな関係性を見出す試みである。
RC8階建集合住宅 / 敷地面積:410.89㎡ / 建築面積:152.64㎡ / 延床面積:1039.76㎡