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リフォーム工事を考える Vol1 外壁改装(技術篇)

[ Know-How ]

前回はリフォーム工事における契約についてお話をさせていただきました。

今回は、工事における技術的な内容をわかりやすく簡単に、切り口を変えてお話させていただきます。


さて、なぜリフォーム工事を行うのですか?

新築当初に比べ生活のスタイルが変わり、キッチンやリビングをリフォームしたり

最近流行のオール電化や太陽光発電システムに切り替えたり

お風呂をユニットバスに変えたりとさまざまです。

今回は外壁改装工事ですから、外壁についてお話します。

外壁で一番多いリフォームは、サイディングの色褪せや、汚れ、窓周りからの漏水

屋根の葺き替えや、塗装替えですね。

前回も少し触れましたが、最近の外壁は光触媒やらセラミックコートやらで耐久年数が飛躍的に高くなっています。
物によっては、10年保障をするものまであります。

外壁の色褪せそんなに気になりますか?
外壁の汚れそんなに気になりますか?

それだけで多額のお金をかけられますか。

確かに、「30年は色褪せしません10年保障です」などといわれたら10年くらいで色褪せてきたら不安だし、今後どんどん色が褪せていってしまうのではないかと考えるでしょう。

でもそれは外壁性能だけの問題です。

窓周りや、ジョイントの防水処理材(シーリング材)は10年保障されますか。

漏水の原因で実は一番多い部分です。

施工方法の仕方によっては、真っ先に駄目になる大きい部分です。

セラミックコートや光触媒、色褪せ、クラックそんなことよりはるかに危険な部分

そこを二の次にして考えていませんか?

内部までの漏水は無いにしろ、壁の内部に浸水し、断熱材を侵し、カビなどの原因になっています。

土台などは湿気に強い木材を使用しますが、一般柱部及び補足材(間柱や胴縁)などはそんなものは有る程度のものしか使っていないのが殆どです。

木材を侵し朽ちていってしまうかもしれません。

というより、そんな現場を多く見ていることが現実です。

外壁性能上だけの保障でもっと深く考えなくてはなりません。

外壁は色が落ちませんが、一番危険な漏水箇所はそこまで持ちません。

ということは、その部分を直す為に足場を設置しなくてはなりません。

外壁リフォーム工事における工事費の割合は

仮設工事(足場など)30% シーリング工事15% 塗装工事55%程度ではないでしょうか。

10年20年色褪せしない材料を使っても、足場を10年に一度設置する必要があるということになります。

お金と手間をかける部分を間違わずに工事をしましょう。

漏水の危険が少なくなるような施工方法を採用しましょう。

それと一番大切なこと


私たちの生活の中心である家

住まう人たちが成長し変わっていくように

建物の経年変化をも楽しんでいきましょう。

新築当初のピカピカの外壁はずっとそのままということはありません。

少しづつ年輪を刻む家

とても素敵です。

経年変化を楽しめる材料を使用してみてもいいのではないでしょうか?

住宅メーカーや、リフォーム会社の巧みなビジネス戦略に乗らず

もっと深く色々な考え方をしてみてもいいのではないでしょうか。

難しくはありません。

皆さんの建物は皆さんのものですから。

e-house [ 09.05.11 10:06 ]